研究課題/領域番号 |
17H03824
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
練 春蘭 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (40376695)
|
研究分担者 |
松下 範久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (00282567)
後藤 晋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (60323474)
森長 真一 日本大学, 生物資源科学部, 助教 (80568262)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2017年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
|
キーワード | Cenococcum geophilum / 外生菌根菌 / 耐塩性 / トランスクリプトーム解析 / ゲノムワイド関連解析 / GWAS解析 / Cenococccum geophilum / RNA-seq解析 / GWAS / 応用微生物 |
研究成果の概要 |
津波などの被害を受けた海岸マツ林を再生復元するため、樹木成長にとって不可欠な外生菌根菌に着目した。広域分布種であるCenococcum geophilumを南極以外の大陸の異なる生育環境から計450菌株を分離・培養し、菌株ごとの耐塩性を評価した。また、耐塩性の強、弱株を用いて、C. geophilum耐塩性の生理的メカニズムの解明とトランスクリプトーム解析により耐塩性に関連する候補遺伝子の探索を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で分離したC. geophilumの高耐塩性菌株は、塩濃度が高まった海岸林の再生復元に応用が期待できる。また、全球的および異なる生育環境から分離・培養した450のC. geophilum菌株は、将来的に外生菌根菌の生態や生理機能の解明を目指したゲノミクス研究や他の荒廃地植生回復に向けた研究にも利用可能な、貴重な遺伝資源となる。
|