研究課題/領域番号 |
17H03851
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 摂南大学 (2019-2020) 京都大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
豊原 治彦 摂南大学, 農学部, 教授 (90183079)
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研究分担者 |
西村 文武 京都大学, 工学研究科, 准教授 (60283636)
渡邉 哲弘 京都大学, 農学研究科, 准教授 (60456902)
石井 健一郎 京都大学, 人間・環境学研究科, 研究員 (60749662)
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研究期間 (年度) |
2017 – 2020
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研究課題ステータス |
中途終了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | バイオリアクター / 干潟リアクター / セルラーゼ / 酵素 / 環境酵素 / 陸上養殖 / アサリ / 消化酵素 / 干潟 / メイオべントス |
研究実績の概要 |
これまでに開発した干潟を模倣したろ過システムの陸上養殖への応用を目的としてアサリの栄養強化実験を行った。その結果、無給時区のデンプン分解酵素活性が12.44±1.43 umol end product/mg protein per h、セルロース分解酵素が6.51±1.68 umol end product/mg protein per hであったのに対し、α-セルロース給餌時のデンプン分解酵素活性が80.51±15.62 umol end product/mg protein per h、セルロース分解酵素活性が23.84±5.29 umol end product/mgprotein per hでありどちらも有意な上昇が見られた(p < 0.05)。同様に、グルコース給餌時のデンプン分解酵素活性は82.25±53.82 umol end product/mgprotein per h、セルロース分解酵素は20.81±8.20 umol end product/mg protein per hであり無給時区に対しどちらも有意な上昇が見られた(p < 0.05)。 一方、米粉給餌時のデンプン分解酵素活性は52.40±29.81 umol end product/mg protein per h、セルロース分解酵素は24.54±1.91 umol end product/mg protein per hであり、無給時に比べデンプン分解酵素活性のみ有意な上昇が見られた(p < 0.05)。これらの結果から、アサリは投与する餌の種類に応じて敏感に分解酵素を調節し、体追いしていることが明らかとなった。 また、基礎的な知見としてヤマトシジミセルラーゼに存在する炭化水素結合ドメイ(CBM)ンに関する機能解析を行った。その結果、ヤマトシジミのCBMは、α-セルロースに高い親和性を有しており、結晶性セルロースとの高い結合性が示された。高塩濃度でも結合能を保持していることから、干潟などの環境中で、このドメインがセルラーゼ触媒ドメインをセルロース結晶につなぎとめる役割を果たしていることが明らかとなった。
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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