研究課題/領域番号 |
17H03866
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生命科学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
足立 伸次 北海道大学, 水産科学研究院, 特任教授 (40231930)
|
研究分担者 |
井尻 成保 北海道大学, 水産科学研究院, 准教授 (90425421)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
|
キーワード | チョウザメ / 性分化 / 性統御 / 卵成熟 / 排卵 / 卵質 |
研究成果の概要 |
チョウザメの性分化および卵成熟/排卵に関わる因子を、次世代シーケンサー(NGS)を用いて網羅的に解析することで、それらの機能、特異性および動態などの膨大な情報を短期間で集積し、チョウザメの生殖現象の分子機構解明を推進した。また、各ステージに特徴的な多数の分子マーカーを探索し、それらを利用して、早期性判別、安定的良質卵生産技術およびすべての結果を結集した全雌生産技術開発を進めた。その結果、ついにホルモンを用いないチョウザメの全雌生産の実現が目前に迫った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
チョウザメの性分化と卵形成の分子機構の解明が進むことで、全雌生産、早期性判別、早期成熟および安定的良質卵生産技術が改善される。効率的チョウザメ養殖と安定的キャビア生産技術の確立は大きな産業振興に繋がる。また、チョウザメ養殖の拡大により、絶滅が危惧されている多くのチョウザメ類の資源保護にも貢献できる。
|