研究課題/領域番号 |
17H03880
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営・経済農学
|
研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
渋谷 往男 (澁谷往男) 東京農業大学, 国際食料情報学部, 教授 (20557079)
|
研究分担者 |
納口 るり子 筑波大学, 生命環境系, 教授 (00323246)
齋藤 文信 高崎健康福祉大学, 農学部, 准教授 (40425476)
吉田 行郷 農林水産省農林水産政策研究所, その他部局等, 研究員 (70425726)
大仲 克俊 岡山大学, 環境生命科学研究科, 准教授 (80757378)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2019年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
|
キーワード | 農業参入 / 企業参入 / 効用 / 参入理論 / 業種 / 規模 / 経営戦略 / 経営成長 / 出資 / 資本譲渡 / 農福連携 / 効用評価 / フレーム / 業種別 / 規模別 |
研究成果の概要 |
本研究は企業の参入理論の構築を目指した。成果として、農業生産が自社製品のバリューチェーン(VC)に乗っている業種、VCに乗ってはいるが会社全体の扱い量からすると自社生産分が一部にとどまる業種、さらにVC上のつながりは持ちにくい業種などにより異なる効用が認められた。また、企業規模の違いでも参入動機が異なることがわかり、わが国における現時点での農業参入理論の構築に寄与することができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
農業の担い手の減少という社会的課題への一つの対策として期待されている企業の農業参入について、その理論構築に一定の成果を上げることができた。学術的には日本農業経営学会の学会賞が授与された。社会的には、今後農業参入を試みる企業の成功確率が高まるとともに、企業のノウハウを農業に導入することでわが国の農業の体質改善、さらには成長産業化に寄与することが期待される。
|