研究課題/領域番号 |
17H03886
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
福田 信二 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (70437771)
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研究分担者 |
木村 匡臣 近畿大学, 農学部, 講師 (80725664)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
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キーワード | 農業水利 / 水工水理学 / 水圏現象 / 生物多様性 / データ駆動モデル / 水資源 / 生態系修復・整備 / 人工知能 / 農業工学 / 生態水理学 |
研究成果の概要 |
本研究では、水路や河川を対象とする生態水理学的調査と数理解析に取り組んだ。具体的には、基礎データの収集により、非定常流況解析システム開発に向けた基盤を整備するとともに、淡水魚の空間分布モデルに必要となる基礎情報を収集した。調査では面的な水理調査を実施し、解析面では主要な河道や水路網の解析には非一様断面開水路1次元非定常流解析を適用し、必要に応じて平面2次元水理モデルを適用することにより、魚類生息環境の質と多様度を定量的に評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、現地調査からデータ処理、各種数理解析に基づく環境評価に至るプロセスを提示した。研究成果としては、水理モデルと生息場適性モデルの統合を基軸としており、機械学習の応用によりデータ駆動型生息場適性モデルを構築し、対象種の空間分布の高精度モデル化した点に特長がある。今後は、各種データの集積に伴い、様々な要素モデルの開発と高度化が進行することが予想されることから、本研究の成果はデータ駆動型解析手法の発展に寄与するものである。
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