研究課題/領域番号 |
17H03887
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
吉川 夏樹 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (90447615)
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研究分担者 |
宮津 進 新潟大学, 自然科学系, 助教 (30757844)
本間 航介 新潟大学, 佐渡自然共生科学センター, 准教授 (50323960)
元永 佳孝 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (60334653)
満尾 世志人 新潟大学, 佐渡自然共生科学センター, 准教授 (90736951)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | 魚類資源量探索システム / 医療用超音波診断装置 / 農業用水路 / 生態系ネットワーク / 生態系配慮施設 / 魚類資源量調査装置 / 自律航行ボート / 機械学習 / 水上版ドローン / 超音波探査 / 環境配慮施設 / 整備手法 / 医療用超音波診断器 / ネットワーク形成 / 魚類資源量 / 超音波画像解析 / ネットワーク拠点 |
研究成果の概要 |
申請者らが先行開発し,基本的技術が確立しつつある魚類資源量調査装置(水上版ドローン)および「超音波画像解析」アルゴリズムの開発を進め,農業用水路系における (1)魚類の縦断探索・評価システムの技術的な課題を解決し,実用性の高い技術を確立するとともに(2)事例地区の既設生態系配慮施設の機能評価を行った.こうした評価に加えて,施策面の課題とその解決に向けた制度的な枠組みを検討し,実質的に機能する生態系配慮施設整備のあり方と制度的な支援体制を提示した上で,今後の(3)ネットワーク拠点形成のための適切な施設とその戦略的整備手法を構築を目指す.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで水田地帯のおける魚類等の生物資源量調査は,網や電気ショッカー等の調査漁具を用いた捕獲調査が主流であったが,高い技術力や膨大な調査労力,費用を要した.そのため,適切なネットワークの確保に向けた計画設計に必要不可欠である魚類の縦断的な資源量分布等の把握が不十分な状態であった.本研究で開発した「魚類縦断探索システム」は魚類探索用の超音波エコーを自律航行ボートに搭載し,水路内を走査することで水域全体の生物資源量を推定するものである.また,取得した映像から機械学習の技術で魚類を検出・計数するアルゴリズムも開発したため,簡便な調査から評価までの手続きによって効果的な施設配備計画の立案を可能にした.
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