研究課題/領域番号 |
17H03889
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
藤澤 和謙 京都大学, 農学研究科, 准教授 (30510218)
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研究分担者 |
友部 遼 豊田工業高等専門学校, 環境都市工学科, 助教 (90880005)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 12,350千円 (直接経費: 9,500千円、間接経費: 2,850千円)
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キーワード | 侵食 / 土質力学 / 水理学 / 掃流力 / レオロジー / 流体解析 / 内部侵食 / パイピング / 限界掃流力 / 砂 / 粘塑性 / 土質材料 / 農業工学 / 材料力学 |
研究成果の概要 |
土の侵食現象は,現在においても正確な予測が困難な現象であり,その予測には水理学と土質力学の両学問からの適切なアプローチが必要となる.本研究課題では,土の水の界面で生じる土粒子の初期移動と土表面のレオロジーに関する実験的研究を遂行するとともに,土中の浸透流(飽和領域及び不飽和領域)と土表面の水の流れを同時にシミュレートする方法を開発した.これにより,土表面及び土内部の水の流れを接続し,その影響を考慮しながら土表面の変形と侵食を予測できる基盤を形成した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
堤防やため池のように,水の作用にさらされる土で出来た構造物にとって,侵食はその機能を失う大きな脅威となる.本研究成果は,現在でも予測が困難である(水流による)土の侵食について,その力学の発展と予測精度の向上を目指したものである.得られた研究成果は,上記構造物などの防災・減災につながる基礎的知見を提供するとともに,実際の災害対策の提案やその対策効果をシミュレートする方法として社会への還元が期待できる.
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