研究課題/領域番号 |
17H03905
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生産科学
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
都築 政起 広島大学, 統合生命科学研究科(生), 教授 (70212058)
|
研究分担者 |
石川 明 名古屋大学, 生命農学研究科, 准教授 (20211724)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
|
キーワード | ニワトリ / 量的(経済)形質 / QTL解析 / 候補遺伝子 / 発現解析 / 経済形質 / QTL / 遺伝子発現 / 量的形質 |
研究成果の概要 |
ニワトリの成長関連形質ならびに卵関連形質を標的形質とし、single nucleotide polymorphismマーカーを用いてquantitative trait loci (QTL)解析を行った結果、成長関連形質では、24の形質に関与する10のQTLを、卵関連形質では、60の形質に関与する30のQTLを発見した。次いで、この結果に基づいて選定した候補遺伝子(成長関連形質では2つ、卵関連形質では3つ)の発現解析を行った結果、前2つの遺伝子は脚長成長に関与している可能性が示された。一方、後3つの遺伝子は、卵関連形質発現には関与していないと考えられた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ニワトリがもつ量的形質の多くは、産業界にとって重要な形質であるため経済形質と呼ばれる。本研究では、この経済形質の内、成長関連および卵関連形質に着目して、QTL解析を行い、これらの形質発現に関与している多くの遺伝子座(DNAマーカー)を発見した。本研究で使用したDNAマーカーはRAD-sequence法により開発されたSNPマーカーであるが、QTL解析用のマーカー開発にRAD-sequence法を使用した点が学術的に斬新である。 また、本研究で発見された経済形質遺伝子座(DNAマーカー)は、ニワトリを効率的に改良する際のゲノム育種に活用可能であるため、ニワトリ産業界の発展に対し貢献できる。
|