研究課題/領域番号 |
17H03907
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
下里 剛士 信州大学, 学術研究院農学系, 教授 (00467200)
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研究分担者 |
荻田 佑 信州大学, 学術研究院農学系, 助教 (50738010)
重盛 駿 信州大学, 先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所, 助教(特定雇用) (90803487)
佐藤 隆 信州大学, 先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所, 特任教授 (70510436)
渡邉 敬文 信州大学, 学術研究院農学系, 助教 (50598216)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | 乳酸菌 / オリゴDNA / 免疫調節 / 乳酸菌オリゴDNA / 微粒子 / 経口 / 免疫 / 腸管 / 肺 / 喘息モデル / 腸内細菌 / 経口投与 / DNA微粒子 / 乳酸菌DNA微粒子 / 腸管粘膜 / ナノカプセル |
研究成果の概要 |
本研究は、腸内に豊富に存在する乳酸菌がもたらす腸管免疫調節作用について、ゲノムDNAとその断片であるDNAモチーフに着目して明らかにすることを目的とした。そのために、有効な分子素材として知られているオリゴDNAを用いて、研究代表者が開発に成功した経口用オリゴDNA微粒子(ODNcap)を基盤に、アレルギー性喘息モデルにおけるODNcap添加飼料の自由摂取試験を実施した。その結果、腸内細菌叢の構造と組成の変化を引き起こし、肺炎症の軽減作用が示された。今後、効率的に腸管に送達されるODN微粒子構造を明らかにすることで、家畜飼料のほか、機能性食品や創薬への展開が可能となる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ODNが胃や腸管など消化管を介して安定的に腸管粘膜に届けられれば、様々な疾病の予防・軽減に寄与する機能性サプリメントなどの創製が期待できる。また、ヒト腸内に豊富に存在する乳酸菌やビフィズス菌など、プロバイオティクスに由来するODNを用いれば、消費者意識に配慮した新素材として提案できる可能性が高い。本研究は、ODNの腸管送達系の構築により、農学分野から健康維持・増進のための新たなワクチンアジュバントや機能性食品・家畜飼料素材の創製を目指す基礎研究として位置づけられる。
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