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CD163のゲノム編集によるアフリカ豚コレラ及び高病原性PRRS抵抗性ブタの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17H03916
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 獣医学
研究機関九州大学

研究代表者

小野 悦郎  九州大学, 医学研究院, 教授 (00160903)

研究分担者 大竹 正剛  静岡県畜産技術研究所, 中小家畜研究センター 養豚・養鶏, 上席研究員 (90605677)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2017年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
キーワードゲノム編集 / 豚繁殖・呼吸障害症候群 / CD163 / アフリカ豚コレラ / マイクロミニピッグ / 体細胞クローン
研究成果の概要

豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)抵抗性ブタの開発を目的に、PRRSウイルスのレセプター分子であるCD163の本来のスカベンジャー機能は保存し、レセプター機能を削除するために、CD163の5番目のScavenger receptor cysteine-rich ドメインのレセプター活性に関与する3つのアミノ酸の点変異、或は、レセプター活性のないマウスアミノ酸配列への置換を目的にゲノム編集を実施した。マイクロミニピッグ(MMP)由来の胎仔線維芽細胞において、CD163遺伝子にindelが確認された5株の細胞株を樹立した。MMPの受精卵を用いたゲノム編集では、現在までに産仔は得られていない。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ゲノム編集による抗病性動物の作製方法の確立は、アフリカ豚コレラや豚繁殖・呼吸障害症候群をはじめとするワクチン開発が困難な感染症に対する新しい制圧法の開発に貢献する。現在、難治性感染症の病原体の多くが単球/マクロファージを初期感染細胞としているが、単球/マクロファージを準備することが困難で研究の進展を妨げている。胎仔線維芽細胞からのiPS細胞化、更に単球/マクロファージへの分化誘導法の確立は、感染症研究に新たな研究手法を提供する点において大きな意義がある。これらの研究は、将来の動物食料資源の確保と供給に貢献する。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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