研究課題/領域番号 |
17H04095
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 関西医科大学 (2019) 京都大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
山敷 宣代 関西医科大学, 医学部, 講師 (90420215)
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研究分担者 |
上本 伸二 京都大学, 医学研究科, 教授 (40252449)
野間 俊一 京都大学, 医学研究科, 客員研究員 (40314190)
海道 利実 京都大学, 医学研究科, 准教授 (80314194)
上田 佳秀 京都大学, 医学研究科, 講師 (90378662)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | チーム医療 / 移植医療学 / 受療行動 / スマートフォンアプリ / 肝移植ドナー / アルコール性肝硬変 / 移植医療額 / バイオエシックス / 消化器内科学 |
研究成果の概要 |
生体肝移植ドナー候補者を対象者とし、携帯電子端末を活用した診療支援のためのモバイルアプリを開発した。術前検査プロセスにモバイルアプリを併用することで、術前検査について理解を助け、不安を軽減できた可能性が示された。本研究の経験から、携帯電子端末を活用したツールを実地診療と組み合わせることで、患者へのより良い情報環境整備に役立つと考えられた。近年増加するアルコール性肝疾患の移植適応については、精神科医および連携医療機関による断酒プログラムへの参加が移植後再飲酒を低減する可能性が示された。汎用性の高い断酒プログラムを含めた治療指針作成を目指しさらなる情報発信が望ましいと考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
診療ニーズに即したモバイルアプリケーションを開発・導入することで、実臨床において患者の支援につながることが示され、国内・国際学会で報告し、その成果を現在論文投稿中である。本研究で作成したiPhoneアプリケーションについては、現在Appストアで公開されている。アルコール性肝疾患に関する検討の成果についても学会報告・論文報告を行った。また本研究の成果の一部については「肝移植内科研究会・成果報告会」を主催し(令和1年7月25日キャンパスプラザ京都)、国内外11大学から16名の消化器肝臓内科医が参加し、近年の移植適応についての変更点や、肝移植診療における消化器肝臓内科医の役割について議論した。
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