研究課題
基盤研究(B)
リアノジン受容体結合カルモジュリンを遺伝的に制御したマウスの作成に成功した。このマウスはCPVT型KIマウスとの交配で完全に不整脈を抑制できた。またTAC手術においてほとんど心不全死がなく、心機能を保ったまま、心肥大も起きなかった。臨床研究においては、ダントロレンの心不全・重症不整脈に対する有効性を証明する多施設共同二重盲検ランダム化比較試験(SHO-IN trial)は現在登録症例が150を超えた。
重症心不全における致死的不整脈を抑制するこれまでとは全く異なる方法を解明した。心肥大について、その機序にリアノジン受容体結合カルモジュリンの核内移行があるという全く新しい肥大の機序を明らかにした。さらに心肥大はなくても心機能は保たれ、よい代償性肥大などというものはないことを示した。
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すべて 雑誌論文 (12件) (うち国際共著 4件、 査読あり 12件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 3件)
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