研究課題
基盤研究(B)
原発性免疫不全症であるActivated Pi3Kδsyndrome(APDS)の迅速診断法を開発した。多数患者を診断し細胞性免疫不全の存在を示した。新規原因遺伝子PTENを同定した。造血幹細胞移植の成績をまとめた。デジタルPCRを用いてPI3K変異を解析し移植後生着状況を解析した。APDS患者T細胞におけるFOXO1のリン酸化亢進を見出した。PI3K活性化シグナルでFOXO1のリン酸化が亢進し、核外移行することで転写活性が抑制され、免疫関連遺伝子の発現低下により免疫不全症が発症すると考えた。APDS患者B細胞でERKのリン酸化亢進を見出し、リンパ節腫脹の原因と考えた。
原発性免疫不全症であるActivated Pi3Kδsyndrome(APDS)の新規遺伝子を同定した。迅速診断法を開発した。多数患者を解析し細胞性免疫不全があることを見出した。造血幹細胞移植の成績をまとめた。細胞内シグナル異常を解析しAPDSの大きな問題である免疫不全およびリンパ節腫脹の原因を解明した。難病であるAPDSの診断法、病態解明および適切な治療法の確立に貢献した。
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すべて 雑誌論文 (12件) (うち国際共著 5件、 査読あり 12件、 オープンアクセス 6件) 学会発表 (6件)
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