研究課題/領域番号 |
17H04239
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
佐藤 伸一 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (20215792)
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研究分担者 |
吉崎 歩 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40530415)
北森 武彦 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任教授 (60214821)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2019年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2017年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 強皮症 / 自己免疫疾患 / B細胞 / サイトカイン / マイクロ・ナノデバイス |
研究成果の概要 |
強皮症においてB細胞は重要な役割を果たすことが示唆されており、その中でも自己抗原反応性B細胞が、病態の形成と進展に特に重要であると考えられている。しかしながら、自己抗原反応性B細胞は患者体内に僅かしか存在していないため、現在までにこれを直接検討した研究はなく、病態に果たす役割は明らかではない。本研究では、医工連携研究によって独自に開発された微量タンパク分析システムを用いて自己抗原反応性B細胞を単一B細胞レベルで解析した。さらに、SScモデルマウスを用いた単一B細胞解析を通じて、病態における自己抗原反応性B細胞の機能解析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自己抗原反応性B細胞の解析は単一の細胞集団ではなく、その機能は細胞ごとに異なっていると想定される。しかしながら、技術的な困難から、これまで自己抗原反応性B細胞の単一細胞解析は、タンパク質レベルでは行われていなかった。本研究は医工連携研究によって開発された分析システムを用いて、自己抗原反応性B細胞の単一細胞解析をタンパク質レベルで実現した。本研究で用いた手法は強皮症以外の自己免疫疾患にも応用可能と考えられ、その学術的意義は高いと考えた。
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