研究課題/領域番号 |
17H04303
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
伊達 勲 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (70236785)
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研究分担者 |
黒住 和彦 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (20509608)
道上 宏之 岡山大学, 中性子医療研究センター, 准教授 (20572499)
藤井 謙太郎 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (40799318)
安原 隆雄 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 講師 (50457214)
亀田 雅博 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (50586427)
菱川 朋人 岡山大学, 大学病院, 講師 (60509610)
田尻 直輝 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (80782119)
市川 智継 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (10362964)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2019年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2018年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2017年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | うつ様症状 / 細胞移植 / 神経新生 / 電気刺激 / 脳梗塞 / パーキンソン病 / うつ症状 / 電気刺激治療 / リハビリテーション / 実験脳外科学 / 電気刺激療法 / 神経保護作用 / 細胞療法 / 脳虚血 |
研究成果の概要 |
動物実験において、うつ様行動の程度は神経新生の程度が大きいものほど軽度であることが示された。一方、細胞移植により、神経新生が増強され、うつ様行動が改善することも示された。小型・埋め込み型・24時間持続刺激可能な電気刺激装置の開発により、動物実験における迷走神経刺激や脊髄硬膜外刺激に代表される電気刺激の治療効果が明らかになった。リハビリテーションによる再生医療への可能性も示された。精神症状や神経新生も中枢神経系疾患における新しい治療ターゲットになる可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中枢神経系疾患患者においてうつ状態をはじめとする精神状態は、臨床上も治療効果に様々な影響を与える。本研究では、動物実験においてうつ様行動の程度は神経新生の程度が大きいものほど軽度であることが示された。一方、細胞移植により、神経新生が増強され、うつ様行動が改善することも示された。精神症状や神経新生も中枢神経系疾患における新しい治療ターゲットになる可能性がある。
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