研究課題/領域番号 |
17H04311
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
筑田 博隆 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30345219)
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研究分担者 |
田中 栄 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (50282661)
大島 寧 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (50570016)
松林 嘉孝 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (50747962)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2019年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2017年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | 脊椎 / 整形外科学 / 脊椎脊髄病学 |
研究成果の概要 |
本研究ではまずレーザーマイクロダイセクションによる微小組織発現解析法を用いて、マウスの発達過程における脊椎各組織(線維輪、髄核、周囲靭帯など)からmRNAを回収し、RNAシーケンスを行って網羅的な発現プロファイルを調べた。発現遺伝子についてパスウェイ解析を行い、特にTGF-betaに関する動きが大きいことを突き止めた。また特徴的な発現パターンを示す遺伝子のうち、椎間板線維輪の内側に特異的に発現する遺伝子についてはタモキシフェン誘導性のCreマウスを樹立し、現在も解析を行っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
変形性腰椎症は変形性膝関節症を上回る膨大な患者数がいるものの、人工膝関節置換術のような長期に安定した治療法はない。分子病態解明、さらには発生学的研究においても、脊椎は四肢関節と比べて大きく立ち遅れている。本研究によって得られた組織特異的Creマウスなどのバイオリソースや発現解析のデータベースは、脊椎疾患の研究に広く貢献するものである。
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