研究課題/領域番号 |
17H04331
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
佐藤 陽一 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(薬学域), 准教授 (10363160)
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研究分担者 |
岩本 晃明 国際医療福祉大学, 臨床医学研究センター, 教授 (60046117)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2019年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | 男性不妊症 / アンドロロジー / ゲノム / 遺伝子改変動物 / 男性不妊 / 次世代シーケンス / 遺伝子改変マウス |
研究成果の概要 |
非閉塞性無精子症患者を対象とした次世代シーケンス解析より、男性不妊症の原因は個人個人で異なっており、それぞれの原因に応じた治療法の開発が必要であることを見出した。また、顕微鏡下精巣内精子採取術による精子回収予測モデル式の構築にゲノム情報が利用できる可能性を示唆した。さらに、精子運動率と関連する遺伝子座としてERBB4が、Inhibin Bと関連する遺伝子座としてLRRIQ1が同定できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
不妊症と診断されても根本的な治療法は確立されておらず、患者は身体的、精神的、経済的に大きな負担を抱えている。本研究成果により、顕微鏡下精巣内精子採取術による精子回収を予測することができれば、精子回収の見込みの無い手術の回避につながり、患者の身体的、経済的な負担が軽減され、挙児希望の不妊カップルの期待に応えられる可能性が出てくる。また、同定した遺伝子をターゲットとした治療薬の開発へとつながることが期待される。
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