研究課題/領域番号 |
17H04349
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
中澤 徹 東北大学, 医学系研究科, 教授 (30361075)
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研究分担者 |
三枝 大輔 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 講師 (90545237)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2019年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | 緑内障 / メタボロミクス / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
メタボロミクスによる有力なバイオマーカー候補の一次選抜を行うことを目的として、まずはヒト検体の解析を実施した。広義解放隅角緑内障患者の前房水、末梢血、尿をサンプルとし、メタボライトのプロファイルを網羅的に解析した。対照群として、白内障、網膜前膜および黄斑円孔の患者のサンプルを用いた。前房水、血液および尿検体は同一患者から採取されたものを使用した。緑内障群34例、対照群37を解析した結果、主成分分析ならびに判別分析で抽出された緑内障群で変動する代謝物が同定された。さらに、前房水内の代謝物量とMD値、眼軸長などの臨床パラメータとの相関を調べたところ、各パラメータと相関を示す代謝物が複数見つかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、眼局所のイベントを反映すると考えられる前房水内の代謝物に加え、緑内障患者の体質を反映すると考えられる血液中ならびに尿中の代謝物群を同定した。緑内障は不可逆な視野欠損を示す本邦の中途失明原因の第一位の疾患であり、早期診断は失明対策において重要である。本研究により同定された代謝物はバイオマーカー候補として緑内障の診断補助への応用に加え、緑内障病態の理解ならびに個別化医療の実現に向けた基盤研究となることが期待される。
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