研究課題/領域番号 |
17H04406
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
山本 哲也 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (00200824)
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研究分担者 |
宇高 恵子 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 教授 (40263066)
笹部 衣里 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 講師 (40363288)
仙頭 慎哉 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (30635264)
北村 直也 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 講師 (70351921)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2019年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2017年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | エクソソーム / 口腔扁平上皮癌 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
エクソソームはエンドソームから形成される膜小胞であるが、内包物質が細胞により異なることから、近年、癌のバイオマーカーリソースとして注目されている。そこで、本研究では当科で樹立した株化口腔扁平上皮癌(OSC)細胞分泌エクソソームよりRNAを抽出し、正常口腔粘膜上皮細胞をコントロールとしてmiRNAアレイ解析を行い、OSC細胞分泌エクソソームに特異的に発現低下を示すがん抑制性miRNAの一つであるmiR-X1を同定するとともに、口腔扁平上皮癌症例の血清ならびに血清エクソソームにおいてmiR-X1の発現は健常人と比較して有意に低下することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口腔扁平上皮癌の発症、さらに予後を左右する重要な因子である再発・転移は比較的進行してからでないと診断が困難であり、従来の診断法より非侵襲的で、高精度の診断法の確立が待たれている。本研究では、口腔癌細胞分泌エクソソームにおけるmiRNAの発現解析を行い、口腔扁平上皮癌細胞分泌エクソソームにおいて発現低下を示すがん抑制性miRNAの一つであるmiR-X1を同定した。miR-X1は口腔癌患者の血清ならびに血清中エクソソームにおいて、健常人の発現レベルより低値を示したことから、将来的には、口腔扁平上皮癌の診断が可能となるバイオマーカーとしての有用性が示唆された。
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