研究課題/領域番号 |
17H04408
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
來生 知 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (30545059)
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研究分担者 |
谷口 英樹 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (70292555)
藤内 祝 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (50172127)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | バイオマーカー / 再発 / 予後予測マーカー / 口腔癌 / 予後マーカー / マーカー |
研究成果の概要 |
正常組織の幹細胞が特定の微小環境下で幹細胞性を維持するのと同様に、がん幹細胞にもがん微小環境というニッチが存在し、がんの治療抵抗性や転移などの悪性化、免疫寛容などに貢献していることがわかりつつある。申請者は最近の研究で、脳腫瘍や口腔がんにおいて放射線照射によって局所血管からの血管新生が抑制された際に、骨髄由来細胞、特にCD11bを発現する単球系細胞が腫瘍内へ誘導され、その後M2マクロファージに分化し脈管形成が起こることを見出した。本研究では口腔がんにおいてそのM2マクロファージが再発の予後マーカーとなりうるか、またどのようにがん細胞とかかわっているのかを解析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口腔癌治療において局所再発は頸部リンパ節転移と並んで予後を著しく低下させることから、その克服が喫緊の重要な課題である。そのため、再発の早期発見は非常に重要であり、予後を予測させるマーカーの開発は生存率の向上など重要な社会的意義があると言える。また本研究にて予後予測マーカーが確立されることにより、他領域のがんのバイオマーカー発明にもつながり、学術的意義も含まれている。
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