研究課題/領域番号 |
17H04421
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
森田 学 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (40157904)
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研究分担者 |
丸山 貴之 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (30580253)
竹内 倫子 岡山大学, 大学病院, 講師 (50403473)
江國 大輔 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (70346443)
友藤 孝明 朝日大学, 歯学部, 教授 (80335629)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | オーラルディアドコキネシス / フレイル / オーラルフレイル / コホート研究 / E-SAS / 口腔機能 / 共分散構造分析 / 栄養状態 / 臨床疫学 |
研究成果の概要 |
岡山大学病院予防歯科外来患者203名を対象に、身体フレイルとオーラルフレイルとの関連およびオーラルフレイル発症要因を検討した。横断研究で、オーラルディアドコキネシス(ODK)の低下が栄養不良を招き、身体フレイルに影響する経路が示された。縦断研究により、2年間でODK(/pa/)を維持できる要因はEAT-10、転ばない自信、舌圧、咀嚼能力、現在歯数であった。また、/ka/については身体フレイスの該当項目数と転ばない自信であった。以上より、活動的な社会生活、身体フレイル予防と口唇の巧緻性がお互いに影響して老化プロセスが進行していることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
オーラルフレイルは、口腔機能の衰えを表す概念として、徐々に知られるようになった。また、将来の身体機能の衰えや要介護状態に至る過程を、少しでも先延ばしするための口腔機能維持体操なども奨励されている。そのため、オーラルフレイルを調べる測定法がいくつか開発されている。測定法としては、客観的で、簡便で、しかも科学的エビデンスがしっかりとあるものが理想である。本研究によりオーラルディアドコキネシス、すなわち単位時間に何回/パ/、/カ/を発語できるか調べることは、他のフレイル要因と相互に関連しており、測定方法は簡単で、特別な技術も要らないことから、地域で幅広く使われるよう期待する。
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