研究課題/領域番号 |
17H04429
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
本田 育美 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (30273204)
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研究分担者 |
竹原 君江 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 准教授 (70709865)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2020年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 高齢者 / フットケア / 身体活動 / 姿勢制御 / 看護学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、高齢者に提供される足ケアの効果を、転倒予防の側面から解き明かしていくことである。要支援・要介護認定を受けていない在宅後期高齢者および介護施設を利用する在宅高齢者を対象に、足状態と身体活動との関連を検討した。外反母趾が認められた者は無い者と比べ、足趾機能が低下していることが認められたが、バランス能や身体活動量、また転倒不安の自覚等については違いがみられなかった。通所介護または通所リハビリテーション施設利用の高齢者においては、介護度が高いほど身体活動機能ならびに足趾機能が低下していることが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢社会に突入した日本において、高齢者の健康寿命の延伸は重要課題である。転倒による骨折が高齢者の要介護の主要原因とされる中、転倒予防をはじめ社会生活を営むための必要な機能維持・向上に向けた支援策を呈示していくことは、社会的にも学術的にも意義がある。研究成果では、足部の状態と足部の機能や身体活動機能との関連性を示した。この成果は、足ケアの有用性を示唆するものであり、高齢者の健康生活維持に向けたケアを構築していく上で引き続き着目していくことに値するものと示すことができた。
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