研究課題/領域番号 |
17H04430
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
若村 智子 京都大学, 医学研究科, 教授 (40240452)
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研究分担者 |
山口 曜子 大阪市立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (50381918)
米浪 直子 京都女子大学, 家政学部, 准教授 (70291979)
近田 藍 京都大学, 医学研究科, 助教 (10883647)
吉田 祐子 北海道大学, 保健科学研究院, 助教 (10646805)
長島 俊輔 京都大学, 医学研究科, 助教 (80826503)
西村 舞琴 京都光華女子大学, 健康科学部, 助教 (30757183)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 交代制勤務 / 生体リズム / シフトワーク / 概日リズム / 睡眠覚醒リズム / 夜勤 / 光 / パフォーマンステスト / 排尿リズム / 衣服 / 看護学 / 時間生物学 |
研究成果の概要 |
わが国での看護師の職場や彼らの生活スタイルに即した、交代制勤務への対策を提言できる研究は少ない。その背景には、わが国の看護界独自の交代制勤務の考え方が存在する。そこで、わが国でよく用いられる看護師の変則交代勤務を基本におき、健康的過ごすための生活に関する3つの研究を行った。 これらの成果は、交代制勤務者の夜勤中のパフォーマンス研究の方法論を含め、生体リズムを考慮しながら、いかに日々の生活を考えるべきかを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
夜勤中は、Visual LearningとVisual Memory領域に影響を受けやすい可能性があることが明らかになった。また、当然のことながら、太陽光に含まれる青色光は、日中に浴びることが、生体リズムの維持は重要であることが明らかになった。ブルーライトカットの日中の使用には、シフトワーカーの生活においても注意が必要であることが示された。さらに、光環境と尿排泄の研究では、日中の光曝露のあるなしで比較すると、尿の排泄タイミングが異なることを明らかにした。今回の結果は、シフトワーカーの生活にどのような影響を及ぼすかは、まだ不明であるが、何らかの影響を与えている可能性を示唆した。
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