研究課題/領域番号 |
17H04444
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
林 直子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (30327978)
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研究分担者 |
小林 京子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (30437446)
鈴木 久美 大阪医科薬科大学, 看護学部, 教授 (60226503)
森 明子 湘南鎌倉医療大学, 看護学部, 教授 (60255958)
中山 直子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (50510244)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2021年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | がん看護 / AYA世代 / 小児がんサバイバー / 移行期支援 / 教育プログラム / 小児がん / サバイバー / 移行期ケア |
研究実績の概要 |
2023年度は、前年度までの調査結果を踏まえ、AYA世代にある小児がんサバイバー(CCS)への移行期ケアの実態調査(調査1)並びに成人診療科で働く看護師を対象とした長期フォローアップのための支援ガイドを作成しその内容妥当性評価(調査2)を行った。 【調査1】全国456か所のがん診療連携拠点病院の成人診療科(血液内科、内分泌代謝科、産婦人科)で働く看護師を対象に、基本属性(13項目)、AYA世代にあるCCSのケアの経験(6項目)、CCSの移行期ケアの経験(15問)、CCSの不妊治療・出産に関わるケア経験(7項目)を問うweb調査を行った。質問紙は934部配布し165名の看護師からの回答を得た(回収率17.7%)。平均年齢39.1歳、病棟勤務者143名(86.7%)、CCSのケアに携わったことのある看護師は、58名(35.2%)であり、ケア内容は小児がん治療に起因するものが最も多く(46名、79.3%)、CCSのケアで困ったこととして「晩期障害についての知識がなかったこと」(26名、44.8%)、「小児がんに対する知識がなかったこと」(22、37.9%)等が挙げられた。CCSの移行期ケアに携わった経験のある看護師は14名(8.5%)、そのうち何らかの困難を感じたことがある者は10名(71.4%)であった。小児科から成人診療科が一定期間合同で見ていく体制については、141名(85.4%)が必要と回答した。 【調査2】成人診療科の看護師を対象とした、CCS長期フォローアップ支援ガイドを作成し、小児科医2名、小児がんを専門とする専門看護師2名、がん生殖医療医1名によるエキスパートパネルによる妥当性評価の後、調査1の対象による内容妥当性の調査を行った。その結果、解説内容、内容構成、臨床での活用可能性のいずれについても肯定的に評価された。
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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