研究課題/領域番号 |
17H04447
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
吉沢 豊予子 東北大学, 医学系研究科, 教授 (80281252)
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研究分担者 |
中村 康香 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (10332941)
尾崎 章子 東北大学, 医学系研究科, 教授 (30305429)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | 生涯発達看護学 / 男性性 / ケアリングマスキュリニティ / ケア力 / 生涯看護学 / 愛着スタイル / コペアレンティング / 新しい男性性 / 男性のケア力 / ケアマスキュリニティ / 情緒応答性 / 非養護性 / ワークライフバランス / 女性看護学・周産期看護学 / 看護学 |
研究成果の概要 |
男性は親準備期、育児期、介護期の生涯を通じてケアの担い手としての意味とケア力はどのように発達していくのか明らかにした。青年期男性は被養育経験、成人愛着スタイルは親準備状態に影響していた。育児期の父親は、休日の育児時間が多く、 コミュニケーションとなるかかわり方をすると子どもとの相互交流を高めていた。介護期では新旧両方の男性性があると介護力が高いことが示された。また本研究においてケアリングマスキュリニティという新しい男性生が、男性のケア力に関連していることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は男性の育児参加、介護参加が急速に進められている中で、男性がケアの担い手となるためにケアリングマスキュリニティという男性性が関連あることを示し、世界で初めて、ケアリングマスキュリニティを測定するツールを開発した。今後このツールを使いながら、男性のケア力のアセスメントおよび評価に使用できる。男性のケアリングマスキュリニティを高めることは、女性、子ども、そして、男性本人にもよい影響となることを確信する。
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