研究課題/領域番号 |
17H04448
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
鈴木 眞知子 京都大学, 医学研究科, 名誉教授 (80179259)
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研究分担者 |
小川 真寛 京都大学, 医学研究科, 助教 (00732182)
山口 未久 京都府立医科大学, 医学部, 助教 (20771132)
河俣 あゆみ 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (40743224)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | コミュニケーション支援 / PIMD / アイトラッキング / Saliency score / 視線分析 / アイトラッカー / 重度障害児 / コミュニケーション / コミュニケーション能力 / 重症児 / 重度障害児(者) / コミュニケーション力 / 視線 / 重症児者意思疎通 / 注視特性 / 画像顕著度 / エリア注視割合 / 重症児者 / 子育て支援 / 重症児の意思疎通力 / アイトラッカー研究 / 視線計測システム / 重症心身障害児 / 意思 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、アイトラッキングの技術を用いて、重症心身障害児の意思疎通のあり様の解明。方法は、1.静止画像を対象物とし、600Hzのアイトラッカー装置を用いて視線計測。対象者は、健常児48名と、重症児とのデータを比較検討。 結果は、注視している点と画像との関連性を、テキスト部分の注視特性、画像の顕著度と注視特性、色ごとのエリア注視割合から検討し、各群の傾向を明示、2.動画内の物体と視線位置の関係を定量的にスコア化する方法を提案し、特にFGスコアおよびDistance Score を用いることでPIMD/SPD患者の動画内の物体への視線反応性と動画内の動体物への追視の程度をそれぞれ評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
動画内の物体と視線位置の関係を定量的にスコア化する方法を提案し、特にFGスコアおよびDistance Score を用いることでPIMD/SPD患者の動画内の物体への視線反応性と動画内の動体物への追視の程度をそれぞれ評価できる。また、視線しか活用できない重度障害児への指導に、患児の視線特性を生かした「ICT遠隔地漢字学習指導の様子」をホームページにアップすることで、指導方法を具体的に参考資料として提供した。今後、動画を対象物とした場合の視線データに関する分析や、これらの分析から意思疎通につながる新たなコミュニケーション支援法の開発、学習指導法の発展が期待される。
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