研究課題/領域番号 |
17H04449
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
渡邊 浩子 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (20315857)
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研究分担者 |
菅沼 信彦 名古屋学芸大学, 看護学部, 教授 (30179113)
樺山 舞 大阪大学, 医学系研究科, 特任准教授(常勤) (50635498)
木内 佳織 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (70467504)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 妊娠糖尿病 / 2型糖尿病 / 産後フォローアップ / 耐糖能異常 / 糖代謝異常 / 産後 / 継続支援 |
研究成果の概要 |
産後の妊娠糖尿病既往女性を対象に、妊娠糖尿病既往女性が産後に糖尿病に進展する割合とリスク因子を明らかにするために、産後3年間のフォローアップ調査を実施した。産後1年時に「糖尿病型」に進展した者は3名(3.9%)であった。一方、産後2年目調査参加者49名全員が「正常型」であり、糖尿病に進展している者はいなかった。産後1年時に「糖尿病型」と判定された3名は、非妊時BMI≧25.0kg/m2の肥満、非妊娠時の体重に戻っていない、人工栄養での授乳であった。産後3年目調査は現在進行中のため、産後3年時での糖尿病進展率とリスク因子を今後明らかにし、地域でのフォローアップ体制の具体策を提示する予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
妊娠糖尿病既往女性が産後に糖尿病に進展するリスク因子を明らかにし、産後のフォローアップ体制を確立することは、将来の2型糖尿病への進展を予防でき、次回の妊娠時の妊娠糖尿病再発率を低減できる。本研究成果は、我が国の「健やか親子21(第2次)の基盤課題の1つである「切れ目ない妊産婦・乳幼児の保健対策」という視点から、今後漸増する妊娠糖尿病妊婦とその子どもの健康に寄与するものである。
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