研究課題/領域番号 |
17H04460
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
石澤 美保子 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (10458078)
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研究分担者 |
貝谷 敏子 札幌市立大学, 看護学部, 教授 (00381327)
土田 敏恵 兵庫医科大学, 看護学部, 教授 (10461170)
田中 結華 摂南大学, 看護学部, 教授 (80236645)
佐竹 陽子 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (90641580)
升田 茂章 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (80453223)
森脇 裕美 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (60735893)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 褥瘡 / 医療関連機器圧迫創傷 / 在宅 / 医療関連機器 / MDRPU / 在宅療養 / 在宅看護 / スキンケア |
研究成果の概要 |
在宅看護における医療関連機器圧迫創傷(以下、MDRPU)の効果的な予防・管理方法を構築するべく研究を実施した。研究期間において、MDRPUの発生要因、管理・予防方法および体制に関する全国訪問看護ステーションへの実態調査、その後在宅で実際のMDRPU発生時の深達度および皮膚生理機能を測定し、発生要因の検証、それらの結果と文献をもとに、スキンケア方法を含めた在宅看護で使用可能なプロトコールの作成をおこなった。最終年度においてそれまでの結果を基に、在宅において発生頻度の高い機器のMDRPUを中心に、本人・家族に効果的に使用できるよう視聴覚教材(小冊子)を作成し、全国の訪問看護ステーションに配布した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療施設を退院後、在宅療養となる際に酸素療法や膀胱留置カテーテルなどが必要となる場合、機器による圧迫が原因で褥瘡となることがある。それらの機器による褥瘡を医療関連機器圧迫創傷といい、医療施設においてはここ数年で予防と管理方法が周知されてきた。しかし、在宅看護においてはその実態や予防方法について明らかではなかった。そこで本研究で、在宅療養中に発生しやすい医療関連機器の上位5つの機器を特定し、予防や管理方法についてまとめた。研究成果の国民への公表として本人、家族に向けての小冊子を作成し全国の訪問看護ステーションに配布した。
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