研究課題/領域番号 |
17H04478
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
矢野 真一郎 九州大学, 工学研究院, 教授 (80274489)
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研究分担者 |
松山 明人 国立水俣病総合研究センター, その他部局等, 部長 (00393463)
田井 明 九州大学, 工学研究院, 准教授 (20585921)
木村 延明 九州大学, 工学研究院, 学術研究員 (40706842)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2019年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 水銀 / 水銀動態モデル / スラヴェシ島 / メチル水銀 / 金鉱山 / 底泥 / 北スラベシ / 水銀動態 |
研究成果の概要 |
小規模金鉱山において金抽出に使用された水銀が自然界に放出されているインドネシアのスラヴェシ島において,3回の現地調査により2つの内湾における水銀汚染状況を調査し,湾の地理的条件や,雨季・乾季における違いなどに起因する海水中の水銀濃度に関する基礎的データを取得した.また,水銀汚染の数値モデリングにおいて不可欠な底泥の巻き上げパラメータを現地で直接測定できる装置の開発に成功し,現地試験によりその有効性を確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国で過去に発生した水俣病のような深刻な水銀汚染問題だけではなく,世界中では人為的な水銀の自然環境中への放出に起因する汚染が問題視されている.また,自然環境中で猛毒なメチル水銀に変化する現象が発見されており,それらのメカニズムを考慮した将来的な水銀汚染リスク管理手法が求められている.本研究の成果は,その手法として最も有望視される数値モデリングにおける基礎データを提供し,今後の開発に寄与できる点で社会的な意義が大きい.
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