研究課題/領域番号 |
17H04523
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
言語学
|
研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
倉部 慶太 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教 (80767682)
|
研究分担者 |
加藤 昌彦 慶應義塾大学, 言語文化研究所(三田), 教授 (30290927)
澤田 英夫 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (60282779)
新谷 忠彦 東京外国語大学, その他部局等, 名誉教授 (90114800)
大塚 行誠 大阪大学, 言語文化研究科(言語社会専攻、日本語・日本文化専攻), 講師 (90612937)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2019年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
|
キーワード | チベット・ビルマ諸語 / シナ・チベット語族 / 記述言語学 / 比較言語学 / 基礎語彙 / 言語接触 / 言語ドキュメンテーション / 言語学 / 危機言語 / ミャンマー / ラワン系言語 / カヤン系言語 / カレン系言語 / ビルマ系言語 / チン系言語 |
研究成果の概要 |
言語的に多様な東南アジア大陸部のなかでも、ビルマ(ミャンマー)はとりわけ言語多様な地域である。一方で、現地調査の難しさから、多くの少数言語の調査研究が充分に進んでこなかった。本課題では、5名の研究者と2名の研究協力者が連携して、これまで渡航が難しかったビルマの諸地域を中心に集中的なフィールドワークを行った。その結果、ジンポー諸語、ラワン諸語、カヤン諸語、カレン諸語、ビルマ諸語、チン諸語など、地域・系統的に幅広い多数の研究未開発言語の調査を進めることができた。これらの成果を、語彙集、論文、国内外での研究発表などの形で公開した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来研究蓄積が充分でなかった多くの言語の実態を明らかにすることにより、シナ・チベット語族の共時的・通時的研究を大きく進展させることができた。本課題で対象とした少数言語は、現地コミュニティにとって重要な文化遺産であるが、近年の急速な社会変容により充分な記録のないまま消滅することが危惧されている。本課題ではその記録と保存にも取り組むことにより、学術面だけでなく社会面でも貢献を果たした。
|