研究課題/領域番号 |
17H04524
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
包 聯群 大分大学, 経済学部, 教授 (40455861)
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研究分担者 |
原 聖 女子美術大学, 芸術学部, 客員研究員 (20180995)
児倉 徳和 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (70597757)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 満洲語 / 危機言語 / 言語保護 / 言語継承 / 言語政策 / 満洲語教育 / 再活性化 / 三家子満族村 / 言語復興 / 言語維持 / 継承言語 / 言語の再活性化 / 言語記録・言語保護 / 言語教育 / 言語継承・言語復興 |
研究成果の概要 |
本研究は中国東北地域における満洲人の言語と文化の保護、継承の実態を調査したものである。満洲語口語が中国語の影響を強く受け、言語変異の現象が発生している実態を明らかにした。また、絶滅の危機に瀕している言語を保護し、言語の継承を促進するために、満洲語口語簡易テキストを作成し、満洲語による会話や物語のコンテストを行い、満洲語の継続的な学習に貢献した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
消滅に瀕する満洲語口語の特徴を明らかにすることによって、言語接触による言語変異の実態が解明され、アジア地域における言語接触による言語変異データの不足を補うことができ、理論的枠組の再構築に役に立つことになる。満洲語の保護や再活性化の活動を通して、人々が自分の言語や文化に誇りを持ち、地域社会の持続的な発展や平和にもつながることができる。
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