研究課題/領域番号 |
17H04538
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
シン ジルト 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 教授 (00361858)
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研究分担者 |
地田 徹朗 名古屋外国語大学, 世界共生学部, 准教授 (10612012)
波佐間 逸博 東洋大学, 社会学部, 教授 (20547997)
田村 うらら 金沢大学, 人間科学系, 准教授 (10580350)
宮本 万里 慶應義塾大学, 商学部(日吉), 准教授 (60570984)
井上 岳彦 北海道大学, 文学研究院, 専門研究員 (60723202)
上村 明 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 研究員 (90376830)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 牧畜 / エスニシティ / エコロジー / 集団観 / 共生 / 共存 |
研究成果の概要 |
我々は、人間集団同士のエスニックな関係と、人間と自然のエコロジカルな関係とが、牧畜社会においていかに規定しあっているかを、人類学と歴史学的な側面から考察し、以下の成果を上げた。 (1)科研チーム2020「特集 牧畜社会における集団観の時空間分析」『地域研究』Vol.20 No.1:1-152。(2)シンジルト著2021『オイラトの民族誌』明石書店。(3)シンジルト・地田徹朗編2021『牧畜を人文学する』名古屋外国語大学出版会。(4)シンジルト編2022『目でみる牧畜世界』風響社。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本科研は、学術的に、まずユーラシアやアフリカの牧畜社会の現状と歴史に関する体系的な理解を促進できた(「特集 牧畜社会における集団観の時空間分析」)。それから牧畜社会における人人関係と人獣関係がいかにお互いに影響しあっているのかを露わにし、エスニシティ研究とエコロジー研究の統合を達成できた(『オイラトの民族誌』)。 また、社会貢献として、本科研の成果の一つである『牧畜を人文学する』は高校生にも読めるわかりやすさを目指した日本初の牧畜の教科書になろう。さらには牧畜民とその家畜や社会文化を写真376点で活写した映像ドキュメンタリー『目でみる牧畜世界』によって、多くの人が目を通して牧畜世界を体験できた。
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