研究課題/領域番号 |
17H04543
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
国際関係論
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
明石 純一 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (30400617)
|
研究分担者 |
安里 和晃 京都大学, 文学研究科, 准教授 (00465957)
首藤 もと子 筑波大学, 人文社会系(名誉教授), 名誉教授 (10154337)
ダダバエフ ティムール 筑波大学, 人文社会系, 教授 (10376626)
小川 玲子 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (30432884)
鹿毛 理恵 沖縄国際大学, 経済学部, 准教授 (90638826)
遅野井 茂雄 筑波大学, 人文社会系(名誉教授), 名誉教授 (60257441)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2020年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | 国際労働移動 / 移民 / ガバナンス / リージョナルガバナンス / 国際労働力移動 / 人の国際移動 |
研究成果の概要 |
本研究は、人の国際移動をめぐるリージョナルガバナンスの実相を国際的な視点から究明するものである。国際的な人の労働移動は、受入国政府は当然として、国連機関、地域機構、送出国政府、国際労働派遣に関わるブローカー、市民社会組織等、様々なアクター間の相互作用と交渉のなかで、秩序付けられている。研究成果の一部は、『人の国際移動は管理されうるのか:移民をめぐる秩序形成とガバナンス構築』ほか、多数の学術研究書、学術論文、国内外における学会報告において公表された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人の国際移動が活性化は、様々なグローバルな課題をもたらしてている。一例をあげれば、移住労働者の脆弱性に起因する労働搾取である。既存の研究の多くは、受入国の法制度に焦点を当て、上記の問題構造を明らかにしよう試みるが、本研究では、送出国側の取組みにも着眼し、その現状と課題を明らかにしている。人の越境や移住労働者を取りまく環境に影響を及ぼす送出国政府や市民社会組織の役割・機能の重要性は、今後とも増していくであろう。本研究は、様々な事例分析を通じて、上記の背景、過程、帰結についての実証的知見を提供するものである。
|