研究課題/領域番号 |
17H04569
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
伏木 久始 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (00362088)
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研究分担者 |
林 寛平 信州大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (10726376)
市川 洋子 敬愛大学, 国際学部, 教授 (40593588)
吉野 康子 東京家政大学, 人文学部, 特任准教授 (50321435)
山辺 恵理子 都留文科大学, 文学部, 講師 (60612322)
坂田 哲人 大妻女子大学, 家政学部, 講師 (70571884)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 異学年混合方式 / 複式学級 / へき地校の授業 / 小規模校の教育 / 小規模校の教育実践 / オルタナティブスクール / 異学年混合学級 / 学級編成の国際比較 / 次世代型の教育 / 小規模校 / 少人数学級 / 複式学級の授業改善 / 海外の小規模校 / 教育方法の国際比較 / オルタナティブ教育 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、国内外の先進的な事例の調査を通して、複式学級における教育方法が次世代教育推進のための好条件であることを明らかにし、その教育効果を高めるためのカリキュラム、教室環境、教材、指導方法などの条件を、国際比較を通じて整理することである。 本研究を通じて、今後増加が予想される複式学級において、積極的な教育方法として位置づけられる教育理論・指導方法を日本の教育現場に提案できると考えられる。 本報告は、日本国内のへき地・小規模校をはじめ、フィンランド、オランダ、ニュージーランド、アメリカの学校をフィールドとして、国際的な視点からの比較研究を行ったものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果として、学術的には国際社会において学校統廃合の教育政策を概観した上で、従来は解消されるべき学習形態とされてきた複式学級に対して、異学年混合方式による利点をあきらかにし、その積極的な側面を報告することができた。 また、社会的意義としては、今後ますます増加することが予想される地方の小規模校・少人数学級において、一斉授業型とは異なる個別最適な学びを重視した学習方法を、一人ひとりの自己学習能力を高める方向で授業方法を具体的にコーチングすることができた。
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