研究課題
若手研究(A)
本研究の目的は、日米欧の国際標準技術と調和を取りながら共通方式で、正確でリアルタイムな車々間通信を支援する路側拠点システムを開発することである。オープンソースの自動運転ソフトウェアAutowareと、おじくオープンソースの協調型ITSソフトウェアのOpenC2Xを組み合わせて、路側拠点システムを構築した。この実装をAutoC2Xとして同じくオープンソースとして公開し、自動走行を支援できる路側拠点システムを検証するため、フィールド実験にてパケット到達率および、遅延の評価を行い、リアルタイム性を確保できたことを確認した。
本研究で開発した技術は、都市化が進む日本が率先して取り組むべきものであり、この分野でリーダシップを取れれば、アジアをはじめとして急速に都市化する世界に広く協調型ITSを普及させて行くために有利になり、将来の日本産業に対する利点となる。また、オープンソースで開発されたソフトウェアは、誰でも利用可能にすることで、この分野の発展に役立てる。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (26件) (うち国際学会 14件、 招待講演 4件) 備考 (2件)
Sensors
巻: 20 号: 18 ページ: 5320-5320
10.3390/s20185320
技術情報協会 車載テクノロジー
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https://www.gcl.i.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2017/11/2017-10_no-48.pdf