研究課題
若手研究(A)
本研究では様々な屋内位置に意味的ラベルを付与することを目的とする技術開発を行った。特に、屋内位置に対する静的なラベルや動的なラベルを推定する手法を開発した。ユーザが時刻tに寝室に居た場合,端末が観測した時刻tのセンサデータを用いて「寝室」のクラスラベルを推定する。また、屋内のドアや窓などの動的に状態が変化する屋内オブジェクトの状態ラベルを、アクティブサウンドセンシングから得られるドップラー効果などの情報を用いて推定する手法を提案した。これらの成果は、当該分野トップ国際会議であるUbiComp(ACM IMWUT)等に複数のフルペーパー論文として採択され、国際的に高い評価を得た。
「寝室」、「浴室」、「会議室」といったユーザが現在居る場所の意味が推定できれば、そのユーザの場所の意味に応じたコンテキストアウェアサービスが実現できる。例えば、見守り対象の高齢者がどのような意味を持つ場所に居るのかを、遠隔家族などに提示できる。また、ドアなどの屋内オブジェクトの状態が推定できれば、サービスロボットの移動計画生成や空調の自動調節などの応用に利用できる。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 3件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (30件) (うち国際学会 13件、 招待講演 8件)
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