研究課題/領域番号 |
17H04688
|
研究種目 |
若手研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
落合 陽一 筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (90762188)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
24,700千円 (直接経費: 19,000千円、間接経費: 5,700千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2017年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
|
キーワード | ヒューマンインターフェース / バーチャルリアリティー / 触覚ディスプレイ / デジタルファブリケーション / バーチャルリアリティ / ヒューマンインタフェース |
研究成果の概要 |
視聴覚に依存したディスプレイ技術の発展により,視聴覚を補完するような実用に足る触覚提示技術の重要性は日々大きくなっている.本研究では電場,磁場など今まで一つの場による力覚提示が主であった触覚提示技術をそれらの重ね合わせである多重場として刷新することを目指し,全体を通じてVR技術および触覚(空中触覚+接触触覚)ディスプレイとして多くのプロトタイプを構築した.コロナ禍以降リモートコラボレーションへの臨場感の伝達やそのデザインのための検討は重要性を増している.今後も当該分野の発展へ寄与していくとともに未だ論文投稿に至っていない研究内容については速やかに論文化に努めたいと考えている.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
実用に足る触覚提示技術の重要性はコロナ禍をこえて日々大きくなり,障害への応用や認知負荷の軽減なども含めてリモートコラボレーションへの臨場感の伝達のみならず多様性社会に向けて重要性を増した.特に研究領域では,今まで触覚の重ね合わせ(空気圧と音響放射圧,磁場と超音波など異なる物理量を用いた触覚提示)についての議論はあまりされてこなかった.音響+空気圧、磁場+電場、超音波+熱、渦輪+音響放射圧+ウェアラブルなど多くの触覚ディスプレイの組み合わせを開発し、VR環境と合わせてユーザー実験(タスクによる定量評価・定性評価)や触覚ディスプレイ自体の解像度の検討(二点弁別閾の実験など)は意義深いと考えられる.
|