研究課題/領域番号 |
17H04741
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター (2018-2019) 山形大学 (2017) |
研究代表者 |
干場 隆志 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター, 開発本部開発第二部バイオ応用技術グループ, 研究員 (00469769)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
19,630千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 4,530千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2017年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | 細胞外マトリックス / 培養基板 / 組織工学 / 幹細胞 / 分化 / がん / 脱細胞化 / がん細胞 / 抗がん剤耐性 / 筋分化 / 再生医療 / 脱細胞化マトリックス / バイオマテリアル / 神経幹細胞 / 再生医学 / バイオテクノロジー / 組換えタンパク質 |
研究成果の概要 |
細胞機能の制御は組織工学において重要である。特にその方法として、細胞の足場となる培養基板の開発が盛んに行われている。生体内における細胞の足場は細胞外マトリックス(ECM)であるが、非常に多くの構成分子から成るため、一般的な化学的な手法では模倣できず、生体組織あるいは培養細胞が形成したECMから脱細胞化とよばれる手法を用いてECMを模倣した培養基板を作製している。より簡便にECMを模倣する手段を開発するために、例として脱細胞化により作られたECM上におけるがん細胞および筋芽細胞の細胞機能の制御機構を解析、機能モジュールを得たのち、それを培養基板に修飾することで細胞機能の制御を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
培養基板は産業界で多く開発されてきているが、特に組織工学・再生医療の伸展により、細胞機能を制御できるものが求めれつつある。そのために、様々な生理活性物質を修飾する手法がとられているが、目的の機能をえるには試行錯誤やスクリーニングが必要である。本研究の成果は、上記のような培養基板を設計するための新しい手法となる可能性があるとともに、学術的にも細胞外マトリックスの役割を調べるための一つの手法となる可能性がある。
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