研究課題/領域番号 |
17H04756
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
寺田 昌史 立命館大学, スポーツ健康科学部, 講師 (50779064)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
24,830千円 (直接経費: 19,100千円、間接経費: 5,730千円)
2019年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2018年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 14,170千円 (直接経費: 10,900千円、間接経費: 3,270千円)
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キーワード | 足関節捻挫 / スポーツ外傷・障害 / 下肢関節外傷 / 予防 / 多角的 / 呼吸 / 動的バランス能力 / Multifactorial / Breathing Exercises / Lower Extremity Injury / Injury Prediction / Injury Prevention / Breathing Exercise / Postural Control / Breathing Training / Athletic Injury / Sports Medicine / Lower Extremity / Breathing |
研究成果の概要 |
スポーツ下肢関節外傷の発生リスクを判別するための様々なツールの有用性およびヨガをベースとした呼吸トレーニングを適用することでスポーツ外傷の発生件数を減少させることを目的とした.包括的な全身性機能評価から, 複数の要因が下肢関節外傷のリスクと関係があることが示唆された. そのため, 効果的な予防プログラムを構築するために多角的かつ包括的に身体機能評価をする必要がある.呼吸トレーニングを実施しなかった群と比較して, 呼吸トレーニングを実施した群の外傷発生数は約23%減少した. また, コントロール群よりも股関節筋群機能の向上を目的とした神経筋トレーニング群の方が足関節捻挫発生率は低かった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は, 効果的な下肢関節外傷予防プログラムを構築するために多角的かつ包括的に身体機能評価をする必要があることならびに呼吸トレーニングと股関節筋群の機能向上を目的とした神経筋トレーニングの有用性を示した. これらの成果は, アスリートが継続的かつ計画的にトレーニングが実施できる環境の構築および常に心身共に健康な状態で練習や試合に臨める状況を生み出すことに繋がる. 加えて, アススリートがスポーツ外傷の受傷率を減少させることにより, アスリートが引退後に外傷の後遺症に悩まされることなく末永くスポーツ競技を楽しむことに繋がる.
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