研究課題/領域番号 |
17H04776
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 南山大学 (2019) 京都大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
上峯 篤史 南山大学, 人文学部, 准教授 (70609536)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
26,260千円 (直接経費: 20,200千円、間接経費: 6,060千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
2017年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
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キーワード | 旧石器時代 / 旧人 / 新人 / 文化 / 人類文化 / 人類進化 / 堆積学 / 地質学 / 古人類 / 先史学 / 前期旧石器時代 / 中期旧石器時代 / 先行人類文化 / 旧石器考古学 |
研究成果の概要 |
本研究の最大の目的は、日本列島に人類が暮らし始めたのはいつかを知ることである。特に、新人(ホモ・サピエンス)が日本列島に渡来した約4万年より前に、人類が日本列島に到達していたのかどうかを明確にすることをめざし、西日本で有力地の発掘調査や既知の出土品の再検討を実施した。それによって、この問題を明らかにするための研究方法を確立できたほか、先行文化の痕跡と考えられる遺跡証拠を獲得した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「日本列島人の由来」は日本国民のアイデンティティに直結する問題として、社会的関心を集めている。本研究は、遺跡・遺物という具体的証拠をもって、人類集団の進化・拡散史のなかに日本列島人の起源を位置づける。本研究の達成と情報発信は、世界史のなかの日本史、世界のなかの日本列島人を見つめ直す機会と材料を、社会に提供できるはずである。
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