研究課題/領域番号 |
17H04803
|
研究種目 |
若手研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ナノバイオサイエンス
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
安井 隆雄 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (00630584)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
26,000千円 (直接経費: 20,000千円、間接経費: 6,000千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
|
キーワード | ナノワイヤ / マイクロ/ナノポア / ナノ材料 / ナノ空間 / 1分子計測 / ポアデバイス / ナノ界面 / 1分子科学 / ナノバイオ / マイクロヒーター / ヒーターデバイス |
研究成果の概要 |
我々の身の回りには様々な大きさの極微量有害・危険物質が多数存在しており、それら物質を同定する技術が強く求められている。しかし、既存技術ではその要求に答えられていないため、我々は以前として、それら物質に対する漠然とした不安を抱いている。本研究では、ナノワイヤ/ポアデバイスによる物質の選択的分離・段階的脱離・1分子検出法を創成し、多種多様な夾雑物が混在する「真の」リアルサンプルから極微量有害・危険物質の複数種同時検知の実現を目標とした。本手法により、身の回りの細胞外微粒子の検知を達成した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的な特色・独創的な点は、本手法でしか成し得ない物質の選択的分離・段階的脱離・1分子検出法を、ナノワイヤ/ポアデバイスを集積化した1つのデバイスにより創出するとともに、多種多様な夾雑物が混在するサンプルから極微量有害・危険物質(PM2.5/細菌/ウイルス等)の同時検知を実現するシステムを開発するところにある。また、本研究成果の社会的意義は、身の回りに存在する多種多様な極微量有害・危険物質に対する漠然とした不安を取り除き、これまでの有害・危険物質に対する認識を根底から覆すといった波及効果である。
|