研究課題/領域番号 |
17H04932
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
土木材料・施工・建設マネジメント
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
岡崎 慎一郎 香川大学, 創造工学部, 准教授 (30510507)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
21,450千円 (直接経費: 16,500千円、間接経費: 4,950千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
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キーワード | テイルリスク / 機械学習 / 洗堀 / 2次元イメージング / 破壊力学 / 設計図自動復元システム / 落橋 / データ駆動型モデル / 塩害 / 橋梁 / 大事故 / 復元設計 / RC / 重大事故 / 材料劣化 / 近赤外分光 / テールリスク / 被災シナリオ / RC橋梁 / コンクリート / 近赤外分光法 / 図面自動復元システム / 構造工学 / コンクリート工学 / 維持管理工学 |
研究成果の概要 |
財源や人材が豊富ではなく,維持管理が十分なされていない地方自治体の鉄筋コンクリート橋梁では,落橋等の重大事故発生のリスクが高まっている.申請者はこれまで四国内の橋梁事故調査を行い,設計図面が残存しない等の設計情報の不十分さと,塩害や中性化による鉄筋腐食等の材料劣化の局所化が,重大事故のリスクに与える影響が大きいことを把握している.したがって,橋梁の重大事故に対するリスクの低減のための対策が求められている.本研究では既存RC橋梁を対象に,これらの要因がもたらす重大事故に対するテイルリスクの評価を行うとともに,不足した設計情報を低コストにて補完できる,RC橋梁の設計図の自動復元システム構築する.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義は,まれにしか生じないが,落橋などの大きな被災が生じうるテイルリスクの評価に対する枠組みを構築することにある.リスク評価において重要となる橋梁の設計図は残存しているケースが少ないため,これを低価格で容易に復元できるシステムと,テイルリスクを簡便に評価できる枠組みの構築は,人員と予算が不足する地方自治体にとっては有用なものであり,社会的に意義が大きいと考えている.
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