研究課題/領域番号 |
17H04942
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
浅井 健彦 筑波大学, システム情報系, 准教授 (90775793)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
21,450千円 (直接経費: 16,500千円、間接経費: 4,950千円)
2019年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2018年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 同調回転慣性質量トランスデューサー / 振動制御 / 制振 / エネルギーハーベスティング / 制振装置 / 同調回転慣性質量機構 / トランスデューサー / 構造制御 / 同調回転慣性質量効果 |
研究成果の概要 |
錘を回転させることで大きな慣性質量効果を発生させることが出来る回転慣性質量に同調バネを接続し、共振効果により振動エネルギーを効率的に電気エネルギーへと変換出来る同調回転慣性質量トランスデューサーを開発し、構造物に取り付けた場合の制振性能と発電効率の検証を数値解析シミュレーションと実験により行った。さらに、回転慣性質量を可変にすることで、より広い周波数域に対しても有効に作用する可変型同調回転慣性質量トランスデューサーの開発も行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、外乱を受けて振動する構造物の振動エネルギーを吸収して、電気エネルギーへと高効率に変換することが出来る装置の開発を行った。本装置の応用先としては、例えば地震動を受けて振動する構造物の振動を抑制する制振装置や、海洋波により振動する浮体から発電を行う波力発電装置が挙げられる。このように、本研究により、防災だけでなく、エネルギーハーベスティング装置として新たな再生可能エネルギー源の創出にも貢献出来る成果を得ることが出来た。
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