研究課題/領域番号 |
17H04950
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
三浦 章 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (10603201)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
24,310千円 (直接経費: 18,700千円、間接経費: 5,610千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2017年度: 15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
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キーワード | 酸窒化物 / 窒化物 / 酸素還元触媒 / 半導体 / メタセシス反応 / 低温合成 / 電気化学触媒 / 電子構造 / 機能性 / 低温反応 |
研究成果の概要 |
高温の熱処理が必要な酸窒化物の合成を低温で合成できる手法を開発し、新規機能性材料の創出を目指した。その結果、ナトリウムアミドと塩化物、酸水化物の混合によるBaNbO2NやBaTaO2Nを数秒で合成することに成功した。また、新規窒化物であるマンガン―モリブデン窒化物を発見し、マンガンが窒化物格子中にはいることで、電子構造が変化し酸素還元触媒能が向上した。さらに、液相を介した窒化法によって、酸化物薄膜の窒化を試み、結果として酸化インジウム膜の電子移動度の向上に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、新規機能性材料を生み出すための新たな合成手法の創出と、酸化物イオンと窒化物イオンを組み合わせた新規材料の創出を目指して研究を行った。その結果、ナトリウムアミドと塩化物、酸水化物の混合によって、光触媒として着目されている酸窒化物ペロブスカイト型を数秒で合成することに成功した。また、新規窒化物であるマンガン―モリブデン窒化物を発見し、マンガンが窒化物格子中にはいることで、電子構造が変化し酸素還元触媒能が向上した。さらに、液相を介した半導体薄膜の機能性向上を目指し、酸化インジウム薄膜の電子移動度の向上に成功した。
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