研究課題/領域番号 |
17H05033
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
甘糟 和男 東京海洋大学, 学術研究院, 准教授 (80452043)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | サクラエビ / 音響水産資源調査 / 計量魚群探知機 / 広帯域音波 / ターゲットストレングス / 資源量推定 / エコー判別 / 理論音響散乱モデル / 密度比 / 音速比 / 広帯域送受波器 / 密度比・音速比 / 水産資源調査 / 音響リモートセンシング / 水産音響学 / 海洋音響学 / 海洋探査 |
研究成果の概要 |
駿河湾のサクラエビを対象とした計量魚群探知機(以降、計量魚探と称す)による資源量調査手法の開発を目的として研究を行った。計量魚探による調査で不可欠なサクラエビ1個体あたりの音波反射強度であるターゲットストレングス(以降、TSと称す)の理論推定に必要なパラメーターを決定し、TSの周波数依存性と体長依存性を明らかにした。また、現場観測では計量魚探によりサクラエビエコーの定量観測に成功し、その特徴を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
サクラエビ資源を持続利用するための資源管理およびそのための資源量推定が求められている。サクラエビに対して計量魚探による資源量調査手法が適用できる可能性は過去に示されたが、具体的な研究はこれまで行われておらず、本研究の成果により計量魚探による資源量推定に向けて大きく前進した。研究の中心となったサクラエビのTSについては、実測だけでなく理論も積極的に使用した新たなアプローチを用いており、関連研究への応用が期待できる。
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