研究課題
若手研究(A)
良性成人型家族性ミオクローヌスてんかんの原因が、SAMD12、TNRC6A、RAPGEF2という3遺伝子のイントロンに存在するTTTCA並びにTTTTAリピート伸長変異であることを発見した。複数のロングリードシーケンサーを用いて、リピート伸長変異の全長解読を行った。リピート伸長に着目した解析の有用性を明らかとし、本手法を応用し、神経核内封入体病、白質脳症を伴う眼咽頭型ミオパチー、眼咽頭遠位型ミオパチーにおいて、NOTCH2NLC, LOC642361/NUTM2B-AS1, LRP12にCGGリピート伸長変異を見いだした。
良性成人型家族性ミオクローヌスてんかんの原因が、タンパク質に翻訳されない部分に存在するリピート伸長変異であることを発見した。また、3つの別個の遺伝子に存在するリピート伸長変異が同様の疾患を引き起こすという、てんかんにおける新しい機序を発見した。同様の手法を応用し、神経核内封入体病、白質脳症を伴う眼咽頭型ミオパチー、眼咽頭遠位型ミオパチーについてもリピート伸長変異を新たに同定することに成功した。
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 6件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (17件) (うち国際学会 9件、 招待講演 8件) 備考 (5件) 産業財産権 (3件) (うち外国 2件)
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