研究課題/領域番号 |
17H06097
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研究種目 |
特別推進研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 (2019-2022) 東京大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
嶋田 一夫 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, チームリーダー (70196476)
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研究分担者 |
上田 卓見 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 准教授 (20451859)
竹内 恒 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究グループ長 (20581284)
西田 紀貴 千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (50456183)
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研究期間 (年度) |
2017-04-25 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
460,330千円 (直接経費: 354,100千円、間接経費: 106,230千円)
2021年度: 87,360千円 (直接経費: 67,200千円、間接経費: 20,160千円)
2020年度: 94,510千円 (直接経費: 72,700千円、間接経費: 21,810千円)
2019年度: 87,360千円 (直接経費: 67,200千円、間接経費: 20,160千円)
2018年度: 105,300千円 (直接経費: 81,000千円、間接経費: 24,300千円)
2017年度: 85,800千円 (直接経費: 66,000千円、間接経費: 19,800千円)
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キーワード | 核磁気共鳴法 / Gタンパク質共役型受容体 / イオンチャネル / 多剤耐性トランスポーター / 動的構造平衡 / NMR / 膜タンパク質 / 動的構造 / GPCR / 動的立体構造 |
研究成果の概要 |
本研究では、高分子量タンパク質の動的構造を生理的in situ条件下において解析するための様々な新規NMR手法を開発し、それらの手法をGタンパク質共役型受容体(GPCR)・イオンチャネル・多剤耐性トランポーターなど生物学的に重要な膜タンパク質に適用した。その結果、動的構造情報に基づいてこれら膜タンパク質の機能発現・制御メカニズムを解明することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、生命現象で重要な役割を果たす膜タンパク質が、構造平衡を介して機能を発揮することを示した。創薬標的タンパク質の動的構造と機能を直接結ぶ我々の研究は、X線結晶解析やクライオ電子顕微鏡、AlphaFold2によってタンパク質の3次元構造決定を目指す研究が隆盛する現在において、タンパク質の機能解明にはダイナミクス、特に時間軸を考慮する必要性を示している点で学術的意義が高い。また、動的構造を制御するような新たな創薬点を提示する点において、社会的な意義が高い。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A+
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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