研究課題/領域番号 |
17H06103
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
佐藤 健 国立情報学研究所, 情報学プリンシプル研究系, 教授 (00271635)
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研究分担者 |
狩野 芳伸 静岡大学, 情報学部, 准教授 (20506729)
高橋 和子 関西学院大学, 工学部, 教授 (30330400)
本村 陽一 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 首席研究員 (30358171)
太田 勝造 明治大学, 法学部, 専任教授 (40152136)
西貝 小名都 東京都立大学, 法学政治学研究科, 准教授 (20580400)
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研究期間 (年度) |
2017-05-31 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
147,680千円 (直接経費: 113,600千円、間接経費: 34,080千円)
2021年度: 30,810千円 (直接経費: 23,700千円、間接経費: 7,110千円)
2020年度: 30,810千円 (直接経費: 23,700千円、間接経費: 7,110千円)
2019年度: 30,810千円 (直接経費: 23,700千円、間接経費: 7,110千円)
2018年度: 30,810千円 (直接経費: 23,700千円、間接経費: 7,110千円)
2017年度: 24,440千円 (直接経費: 18,800千円、間接経費: 5,640千円)
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キーワード | 論理 / 推論アルゴリズム / 法的推論 / ベイジアンネットワーク / 自然言語処理 / 議論フレームワーク / 人工知能の社会進出への影響 / あてはめ / 事実認定 / 判決推論 / 要件事実論 / 論理プログラミング / 裁判過程 / juris-informatics / 裁判支援 / 議論枠組み |
研究成果の概要 |
裁判過程において、各研究班の基盤技術を用いて高次推論を行って判決の支援をするプロトタイプシステムを開発した。このシステムでは事例の自然言語記述から語句解析を行い判決に関連する証拠記述を抽出して、その関連証拠事実を用いてベイジアンネットワークを更新し、そのコンテクストにおける法的事実の確率値を計算し、その確率値から法的事実の存否を確定したのちそれを法的知識表現言語PROLEGシステム入力し、あらかじめ用意してあった刑法を変換したPROLEGルールベースに適用することにより、判決及びその判決理由を推論する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究を通じて、裁判における人工知能による支援ができることを確認した。このシステムを発展させることにより、裁判の迅速化や正確性、理解容易性を高めることができ、国民の裁判へのアクセスが容易になると考えられる。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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