研究課題/領域番号 |
17H06122
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ナノバイオサイエンス
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山田 啓文 京都大学, 工学研究科, 教授 (40283626)
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研究分担者 |
小林 圭 京都大学, 工学研究科, 准教授 (40335211)
平田 芳樹 埼玉工業大学, 付置研究所, 研究員 (10357858)
岩田 太 静岡大学, 電子工学研究所, 教授 (30262794)
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研究期間 (年度) |
2017-05-31 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
184,470千円 (直接経費: 141,900千円、間接経費: 42,570千円)
2021年度: 28,340千円 (直接経費: 21,800千円、間接経費: 6,540千円)
2020年度: 31,850千円 (直接経費: 24,500千円、間接経費: 7,350千円)
2019年度: 38,610千円 (直接経費: 29,700千円、間接経費: 8,910千円)
2018年度: 48,620千円 (直接経費: 37,400千円、間接経費: 11,220千円)
2017年度: 37,050千円 (直接経費: 28,500千円、間接経費: 8,550千円)
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キーワード | 原子間力顕微鏡 / フォースマッピング / 単一分子イメージング / 単一分子分光 / ナノ計測 / 走査プローブ顕微鏡 |
研究成果の概要 |
本研究は、原子間力顕微鏡を基盤とする3次元フォースマップ技術を高度化することで、タンパク質分子など複雑な立体構造をもつ生体分子に対しても安定なフォースマップ測定を実現する。これにより、生体分子周囲の水和構造力・電荷密度の可視化、さらには単一分子レベルでの生体分子間認識・相互作用計測を可能とし、固液界面物性という物理的視点に立脚した、新たな分子機能イメージング法を確立し、細胞生理機能における微視的役割を解明する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、生体分子間にはたらく特異結合力を単一分子レベルで直接計測することによって、生体膜上での多様な生機能、生化学プロセスを分子レベルで直接解明しようとするものであり、最先端の分子医療の確立に大きく寄与すると考えられる。また工学的にも、生体適合性材料やバイオセンサーなどのバイオマテリアル開発に密接に関係しており、産業的・社会的にもその重要性・波及効果は大きく、極めて意義深い。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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