研究課題/領域番号 |
17H06151
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
伊香賀 俊治 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (30302631)
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研究分担者 |
星 旦二 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 特任教授 (00190190)
小熊 祐子 慶應義塾大学, スポーツ医学研究センター(日吉), 准教授 (00255449)
渡辺 麻衣子 国立医薬品食品衛生研究所, 衛生微生物部, 室長 (00432013)
久保 達彦 広島大学, 医系科学研究科(医), 教授 (00446121)
中村 裕之 金沢大学, 医学系, 教授 (30231476)
白石 靖幸 北九州市立大学, 国際環境工学部, 教授 (50302633)
川久保 俊 法政大学, デザイン工学部, 教授 (50599389)
苅尾 七臣 自治医科大学, 医学部, 教授 (60285773)
満倉 靖恵 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (60314845)
福永 興壱 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (60327517)
安藤 真太朗 北九州市立大学, 国際環境工学部, 准教授 (60610607)
鈴木 昌 東京歯科大学, 歯学部, 教授 (70265916)
福島 富士子 東邦大学, 看護学部, 教授 (80280759)
伊藤 史子 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 教授 (80297613)
藤野 善久 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 教授 (80352326)
山川 義徳 京都大学, オープンイノベーション機構, 客員教授 (80447945)
星出 聡 自治医科大学, 医学部, 教授 (90326851)
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研究期間 (年度) |
2017-05-31 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
207,610千円 (直接経費: 159,700千円、間接経費: 47,910千円)
2021年度: 21,970千円 (直接経費: 16,900千円、間接経費: 5,070千円)
2020年度: 33,800千円 (直接経費: 26,000千円、間接経費: 7,800千円)
2019年度: 39,780千円 (直接経費: 30,600千円、間接経費: 9,180千円)
2018年度: 51,090千円 (直接経費: 39,300千円、間接経費: 11,790千円)
2017年度: 60,970千円 (直接経費: 46,900千円、間接経費: 14,070千円)
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キーワード | 住宅断熱 / 住宅温熱環境 / 健康寿命 / コホート調査 / 介入調査 / 健康便益 / 建築環境・設備 / 人間生活環境 / 医療・福祉 / 循環器・高血圧 / アレルギー・ぜんそく / 循環器系疾患 / 高血圧 / アレルギー / ぜんそく |
研究成果の概要 |
本研究では住環境の改善による健康寿命延伸効果に着目し、大規模なフィールド調査と追跡・介入調査によって、住環境が脳機能、血圧、循環器系疾患、呼吸器系疾患、運動能力、要介護状態など健康に及ぼす影響を定量的に明らかにした。青壮年期~中年期を対象とした調査では、自宅環境と居住者の家庭血圧、脳MRI撮像データ、睡眠状態、体温、身体活動量、心拍、呼吸機能等との関連の検証に加え、オフィスでの知的生産性の検証を行った。日中の知的生産性はオフィス環境そのものの影響のほか、前日の自宅での睡眠・休息が影響するため、良質な自宅・オフィスの環境がもたらす相乗効果に関する被験者実験を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、建築学、医学の専門家が国・自治体・企業・住民と連携して、日常生活での住環境測定、血圧・活動量・睡眠等の健康データ測定を大規模に横断・縦断調査を行う点に特徴がある。また、環境因子を人為変化させた被験者実験も組み合わせることによって、住環境が人体に及ぼすメカニズムも明らかにし、個人の住環境改善を促すだけでなく、国・自治体の住環境・健康政策の科学的根拠になり、超高齢社会を迎える中でより望ましい住環境の創出に貢献する点で社会的意義があると考えている。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A-
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A-: 当初目標に向けて概ね順調に研究が進展しており、一定の成果が見込まれるが、一部に遅れ等が認められるため、今後努力が必要である
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